七色とんがらし

日々の心模様を載せています

4. 6 寂々 (´ー`)

昨朝は花散らしの雨が降り

一部の地面は桜色の座具を敷いたようです ^^;

それでも開花が少し遅かった木は まだ見ごろですけどね ♡♪

 

 

f:id:tongarashi:20160406231147j:plain

何の変哲もない私のお話しに いつも☆のお付き合いやブコメをいただき

また新たに読者登録を下さいました はてなー様方

皆みな様のお優しさに深く感謝を致します <(_ _)>♡

 

 

 

 

昨年 この季節ではあえて綴らずにいましたが

私にとって桜の花は 感慨深い想いがありまして ^^;

久々に胸の内を綴ってみたくなりましたので

今回はいたって真面目なお話しをば。。。

 

 

 

それは私にとって掛けがえのない友を

桜の花びらが風に舞う中で 見送ったお話しです

 

 

その人は 30数年前この地に住んで初めて出逢った友達でもあり

数か月違いの子を持つ母として 共に初めての子育てを模索しながら 

情報交換も含め 幼稚園を卒園するまでほぼ毎日交流をしていました

 

その後も変わることなく 親子一緒に親戚以上の間柄を続け

誰よりも近い友人としてお互いを大切に思いながら 歳月を重ねていました

 

 

 

私の旦那さんの突然死後も

彼女はむやみに慰めるでもなく いつもと変わらぬまま

週に何度か顔を見せては 私の話しを静かに聞きながら寄り添ってくれました

 

当時 衝撃が大き過ぎて心の底から泣けず 常に平穏を装い続ける私に

『きっといつか 思い切り泣ける日が来ると思うよ… 』

そんな彼女のひと言に安らぎ 温もりを感じ受けたものでした

 

 

2011年3月11日

この日 彼女からランチに誘われて 楽しい雑談でひと時を過ごしたのですが

まさかこれが今生で最後のランチになるとはお互いに意図もせず。。。

 

その後 彼女は仕事 私は母の病で多忙を極め続けたため

会う時間も持てず 夜半の電話で話をする日々となってしまったのです

 

そして間もなく 彼女は予期せぬ病に侵されてしまいました

 

 

ご主人以外の誰にも病名は告げず ひとりで治療に専念していたなど

その頃の私は知る由もなく 一切のそぶりも見せずにいた彼女を想うと

今でも気配りの出来なかった自分が情けなくなります

 

実際に お子さんやご両親にも話されてはいなかったのですが

それでも彼女に寄り添う事が出来なかった不甲斐なさは 今も残ります

 

 

 

その翌年 桜の開花が始まった頃

風邪が引き金となり 一夜にして静かにお空へ旅立って行きました

 

 

 

多くの弔問客に見送られながら斎場に向かう彼女の感謝を表すかの様に

瞬時に吹いた温かな風の中で 僅かに舞った桜の花弁の美しさを

今でも忘れられません

 

 

 

こうして今年もまた 雪国育ちの彼女を想わせる桜雪を眺めながら

泣けない私が空を見上げています

再会できるその日を待ちながら。。。

 

 

 

 

 

 

今日のお話しは数日前 彼女の日に綴りますた。。。

 

 

 

 

 

 

(。・ω・。)ノ~☆'・:*;' 今回の命日反応も 何とか乗り越えられそうです ♪